これをそれしてあれするブログ

私もあなたも節度を持ってご自由に

10年以上使っていた旧Twitter(現X)をやめた時の話

旧Twitter(現X)をやめて一年以上経った。今は快適。という話。
※Twitterのうちにやめたので、この記事ではTwitterと書く。

Twitter依存と現実逃避

二次創作の個人サイトを運営したり、ガラケーをぽちぽちしていた学生の頃にTwitterをはじめた。
個人サイト繋がりだったり同じ趣味の人をフォローしたりして、はしゃいでいた。
ところが、現実がうまくいっていない自分は、空き時間があればTwitterをすることになる。現実逃避だったんだろうなあ。

我に返ってTwitterを捨てた

社会人になって忙しくなり、つぶやくことも無くなってきた。かつてたくさんいたフォロワーも最低限になった。でも、惰性でTwitterを続けている。
やがて、サードパーティアプリが締め出され(ツイタマ+を使っていた)公式アプリが使いにくいなあなんて思っていた頃。そして、スマホ脳という本を読んだある日、ふと我に返った。

  • 「何か投稿しなきゃ」とか思ってない?
  • 自分はTwitterに投稿する為に何かをやっているのか?(※この時点ではその何かすらなくなってきていたが)
  • そして何かをつぶやいては「これつぶやく必要ある?」と我に返ってるな?
  • リアル日常がTwitterで気が散ってない?
  • 自分の人生はSNSに依存していていいのか? 死ぬ時にそんな人生に後悔するよね?
  • 全体的に民度(リテラシー)が低くなったな?
  • 攻撃的&衝動的&もはや頭がおかしいんじゃないかと思えるような奴のツイートが目立つようになったこのSNSのお仲間で居続けるのか?
  • バズった内容やノリに寒さを感じるようになった。
  • ストレスを感じる情報を目にする機会が増えた。
  • 最近のTVのニュースの「ネットの声」「Twitterでは……」「ネットの動画を紹介」がうざくて嫌い。
  • 企業の公私混同している勘違い系広報垢がめちゃくちゃ嫌い(物を買う時に該当メーカーの製品を避けるレベル)
  • ネットの人間関係に依存しても虚しいだけ。何も残らない。散々学んだでしょ?
  • いろいろあって、正直SNSに疲れてしまったよ。

ーーならばもう捨ててしまって、現実を大事にして、充実させていき、自分の居場所を作っていった方が良くないか?

思い立ったらなんとやら。その日のうちにアカウントを消した。

お世話になっている人が居たが、ネットの交流をここで断ち切ることにした為、心を鬼にしてお別れの挨拶をした(余談だが、やめる宣言や挨拶をしたユーザーはその内戻って来る という話を聞いたことがあるが、私は該当しなかったようだ)。
正直、寂しさはあったが。しかしそんな寂しさも、一ヶ月もしない内に気にならなくなった。

アカウントを復活させることは一度も無いまま一年以上が経過。
SNSのことを考える必要がなくなった人生は、快適である。

もちろん「Twitterの全てがクソ! 全員カス!」とは言わない。自分自身の考え方や感性などの変化もあると思う。
楽しい思い出もあった。良かったこともそうでなかったことも経験。長年お世話になりました。ありがとう。

SNSから開放されて人生が変わったが別の課題も生まれた

※人生が変わった、と書くとちょっと大げさかもしれないが、SNSをやっていた時間が多ければ多いほど影響は大きいと思うのであえてこう書いた。

Twitterをやっていた頃に比べれば、リアルのことを真面目に考えて行動するようになった。ただし、コミュ障がコミュ強になった訳では無い。意識が少しだけ変わった程度だということを忘れてはならない。
SNSもだけど、ネットの交流はもう親密にはやらないだろうなあ。

あと、精神的に穏やかになった気がする。SNSを見ることで感じるストレスは大きかったのかもしれない。

情報? ニュース? Twitter以外にもいっぱいあるから困らないよ。TwitterをやめてからFeedly(RSSフィード)を使い始めた。主要ニュースはNHKのRSSと県内ニュースで充分。
え? Yah◯◯ニュース? コメの民度がアレすぎるから関わりたくないっす。

一方で、空いた時間が昼寝やだらだらスマホになったりしてまた別の危機感が芽生えたりしたが、それはまた別のお話ということで(現在対策中)

スマホ脳という本を読んだ

www.shinchosha.co.jp

Twitterをやめる前に読んだ本。
SNSやスマホの無限スクロールコンテンツなどの恐ろしさが書かれていて、ネットコンテンツとの付き合い方を考えるきっかけになった。
ネットコンテンツに依存する・振り回されるのではなく、活用をしていきたいと思っているんだけどねえ。